通販で医薬品を購入するデメリット

てんかん発作や双極性障害の治療薬であるラミクタールは、服用期間が長期にわたるケースが多く通院、処方箋を必要としないネット販売の利用も増えています。しかし、これは時間的な負担が軽減されるというメリットではあるのですが、価格という面では一概にメリットがあるとも言えません。

例えば、ラミクタール錠100mgの薬価は273.8円となっています。これを30錠購入した時は8214円となりますが、実際の支払いは保険適用となるために自己負担分の支払いはもっと低く抑える事ができます。ただし、これに医師に支払われなければならない、診療報酬、調剤報酬などが加算されることになります。しかし、ネット通販を利用すると保険適用とならないため、薬価そのものを個人で負担しなければならなくなります。ネット通販でラミクタールを入手する場合には、個人輸入という形式がとられており海外から個人の判断で個人が使用する事が前提となっています。つまり、輸入元の薬価が基準となりそれに送料手数料が加算されます。そのため、ネット販売でラミクタール錠100mgを30錠入手する場合には、1万円を超えるケースがほとんどです。また、海外からの輸入となり入手するまでにはどうしても1週間程度の時間が必要となります。通院して処方箋を発行してもらうコストとネット販売で医薬品を入手した場合のコストは通院する環境にもよるために、どちらにコスト的メリットがあるかどうか判断が難しいところです。

さらに、ネット販売に全て頼ってしまうと医師の診察を受ける機会が減ります。抗てんかん薬などの医薬品を利用する場合には、まれではありますが副作用などの問題もあるのです。定期的に医師の診察は受けるように心がけるべきでしょう。